トラウマ被害を太陽で照らし、雲が消える

  • 2020年03月21日
  • カテゴリ:真我

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ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は3月24日(火)です。

 

Q.質問というか、アドバイスいただきたいのですが、今福島原発のある駐車場にいるんですが、

復興に向けて動いているんですが、この原発がある町の町民の方に、どのように関わっていったら良いのか、

悩んでいるんですが。

 

佐藤康行.私なりに考えをお話しします。

 

原発がある町は、四重苦があるわけ。

 

一つは、当然地震で倒壊したその苦しみがあります。

 

その次は、津波です。とてつもない津波がきて、家族が一挙に津波に飲み込まれた方たちがいます。

 

三つ目は放射能がある。放射能の被害がある。

 

私も震災後、一、二か月後に福島に行きました。

 

原発が爆発するんじゃないかと。そうしたら、その被害が東京にもくるんじゃないかという恐怖の真っただ中です。

 

目には見えませんが。広島、長崎に続いて、三つ目の被害とも言える。原子力ですね。

 

四つ目は風評被害がある。

 

もう一つあります。それがうちに仕事とも言える。トラウマ被害。

 

過去のそのときの恐怖とか、家族が全部流されて。心はずっと残るわけ。

 

へたしたら、一生涯それを背負っていく人もいると思います。

 

このトラウマが一番難敵とも言える。

 

これは目には見えません。

 

ちょっとしたことで、恐怖に怯えたり、急に怒りが出たり、不安が出たり、いろんなものが出てくる。

 

人が見たら、それは性格の問題に見えるかもしれない。本当は違う。

 

放っておくと、苦しみを何十年も背負っていくわけです。

 

それを仏教では因縁と言います。

 

近い言葉で言うならトラウマ。業カルマとも言います。

 

その雲を晴らすように、太陽が現れたときに雲を晴らすように、そこから、よみがえらすことができるということです。

 

私は、福島に住んでいる方の心を救えたら、救ってあげられたら、まさに、使命を全うできるんじゃないかなと。

 

私も、震災のとき、よほど福島に住んで、私に仕事をしたいなと思ったんですけど、

 

私の代わりに行ってもらったと思っています。

 

ぜひ、それを全うしていただきたいなと思います。

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「最高の人生を生きる 捨てる哲学 佐藤康行との対話」の管理人をしている橘 絹子です。
1999年4月より、医療関係の仕事の従事。
耐え難い体の痛みと人間関係に悩み、いろいろな治療やメンタルへのアプローチを試すが解決できず、人生も諦めかけていた。
そんな時、佐藤康行に出会う。
このブログを読んでいただくあなたにも、すべての難解と思われる問題に光を当てる方法があることをお伝えしたいと思います。