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真我をすぐ人に伝えようと思ったのですか?仏教の実践について。

ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は9月14日です。

 

Q.佐藤康行が全体がわかったとき、人に伝えようとすぐ思ったのですか?

 

A.伝えるっていうよりね、言葉がどんどん溢れて出てきたんです。

 

最初に出てきたのは、成功と幸福を呼ぶ言葉なんですけど、ああいうのを読んでいると、皆ね、泣き出す人が出てきたり、蘇る人が出てくるわけです。

 

これ、すごいんだ、と思って、やってるうちに、そのうち、いろんな講演にも呼ばれて、そこで使ったりすると、また、次から次へと出てくるんです。

 

これは、俺、毎日1冊の本が出せるな、と思うくらいに溢れ出てきたんです。

 

だから、それは、もったいないじゃないですか。

 

皆が救われるものが、自分の中に閉じ込めていたら。

 

だから、それを、そのまんま、それを出しているだけなんです。出したら、全部通用するわけなんです。

 

会う人、会う人、皆に通用するわけ。これは、ただ事じゃないなと。それが、20数年、30年近く、続いているわけです。

 

Q.仏教の実践に「七仏通誡偈(しちぶつつうかいげ)」があります。

 

もろもろの悪いことをしてはいけません。もろもろの善いことをしなさい。

 

自らのその心を浄くしなさい。これがもろもろの仏の教えです。と言われています。

 

A.悪いことしちゃいけませんっていうけど、例えば、動物は生きていくために、他の動物のえさを盗んで、子どもに食べさせたりしていますよね。

 

それが、本当に悪いことなのかって、まずね、1回ね、クエッションで考えてみてください。

 

人を殺してはいけませんって言うけど、昔、戦争で人を殺すことを礼賛してましたよね。

 

殺さないって言ったら、非国民って言われた時代もありましたね。

 

人間の知識の善悪はいいかげんだと。

 

人間の自己都合でやっているんだから。

 

だから、頼れるのは真我しかないということなんです。

 

真我に目覚めていった時に誰しもが同じ答えであると。真我は。

 

でも、人間がつくった善悪ってのは、全然ね、違うわけ。自己都合なわけです。

 

だから、その自己都合に振り回されたら、わけわかんなくなっちゃう。

 

裁いている人が、実は、ちょっと一昔前だったら、反対だったかもしれない。違っているかもしれない。

 

だから、仏教にも、「善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや」という言葉があるでしょ。

 

善人でも救われるのに、悪人が救われないわけがないって。

 

これは、仏教のかなり中心になる教えです。

 

だから、要するに、人間が正しいと思って、相手を裁いているうちは、それが問題だということなんですよね。

 

だから、そんな、当てにならないってことなんです。

 

人間の言う善悪って言うのは。だから、もう、真我しかないわけなんです。