「今はない」では何が存在するかで、すべてを超越することができる?

  • 2015年07月17日
  • カテゴリ:真我

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【 佐藤康行との対話ブログを読むときの注意点です 】

真理、実相は具体的ではないので、抽象的なこと、わからないことをやっています。

しかし、毎日読んでいると、知らないうちに自分の認識が変化してきます。

もちろん、すばらしくです。

具体的なことは、営業やお金、クリニックの本で、電子書籍もいれると150冊著しています。

ブログは毎日、朝(7時3分)・昼(12時37分)・夕方(17時37分)、3回UPしています!

 

Q.佐藤康行の言っていることと同じか教えてください。世界中のいたるところで、信仰によって驚くべきことが起こっている。

信仰を媒介とし、不治の病が癒されていく。次のことを私は忘れない。己は無なり。やっているのは、内なる神の霊なり。

この大生命が、癒す者の中にも、癒される者の中にもある。このことは、決まり文句であってはならない。

それは、時間を超え、もろもろの観念を超え、心を超えた生ける体験でなければならない。

なぜならば、心の中にあるものは、この大生命の一個の思想、考え方であるが、一つの信仰でしかないのであって、それ自体は大生命それ自体ではない。

神という言葉は、神そのものではない。神について、心の中で作り上げているものは、神そのものではないのである。

真実を隠す諸々のことは、虚しさがわかったとき、初めて真実なるものが顕れる。

過ぎ去った瞬間を取り戻そうとしても無駄である。過ぎ去った瞬間は、生ける今ではないからである。

 

A. 今の話は、まるで私が言っているみたいたったね。途中から。

 

Q.今とは生々しく、みずみずしく生きていることであり、それは久遠なるものである。人はそれをイメージすることはできない。

なぜなら、人はそれが何者たるかを知らないからである。人はただ、それが実在するのを知るだけである。

それの再来を想像するのは、明日の再来を描くようなものである。明日は常に明日である。

なろうとすることは、常に実存するものを他所に探し求めることである。私が、実相そのものにいきたいとかいうのは、他所に探し求めていることなんだと。

ゆえに、それを身をもうて実現しうるはずがない。それはそれを生きることによって、体験しうるのである。

これが、佐藤康行がいう、真我の実践、徹底真我というところかなと理解しているんですが。

常に実存しているものの中にあって、瞬間、瞬間を生き切り、仁愛(=実在)を実際に顕すことによって、瞬間、瞬間それを体験することである。

その瞬間には、もはや、正もなく、邪もなく、過去なく、未来なく、只、久遠の今があるのみである。父と吾は一つなり。

ゆえに、その中間の障害である我は溶けて去らねばならぬ。そして、はじめて、真実なるものが実現するのである。

吾は生命なり、生命は愛なり、愛こそ実在なり。隣人を己のごとくに愛するには、隣人の中にある、己の真我を愛しなければならない。

実在には自他の分離はないからである。

 

A. 私は、今まで、それを言葉で説明しないで、体感させていたわけです。それにずーとこだわってきたわけです。

でも、今回は言葉で顕わしていかなければならない、ということでね。今までは、普通、過去・現在・未来にわけるでしょ。

「今はない」と。ほとんどの人は「今しかない」と言っているでしょ。私は、今そのものはないんだというところから出発しているんです。

「今」の「い」を何億分切っても今じゃないわけ。だから、今というものはないわけ。当然、過去も未来もないわけ。今もない。

じゃ、何が存在するのかということなんです。そこのところの観点をやっていったときに、言葉だけで、トラウマを消していける可能性がある。

トラウマっていうのは過去の記憶なわけです。仏教でいう、因縁も業もカルマも、全部記憶なわけです。その記憶を「今もある」と思い込んでいるわけです。

その思い込んでいる部分、それが人間を苦しめているということなんです。あの人はこんな人だと。昔を今にもってきているわけです。

そこのところの、今はないんだという、「ない」を掘り下げていったときに、「今もない」と。そこで、何かを飛ばしてしまうことができるんじゃないかなと。

 

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「最高の人生を生きる 捨てる哲学 佐藤康行との対話」の管理人をしている橘 絹子です。
1999年4月より、医療関係の仕事の従事。
耐え難い体の痛みと人間関係に悩み、いろいろな治療やメンタルへのアプローチを試すが解決できず、人生も諦めかけていた。
そんな時、佐藤康行に出会う。
このブログを読んでいただくあなたにも、すべての難解と思われる問題に光を当てる方法があることをお伝えしたいと思います。