佐藤康行の自伝

  • 2021年01月22日
  • カテゴリ:真我

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ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は1月24日(日)です。

 

佐藤康行.今日は初めての方もいらっしゃるので私の自伝をお伝えします。私がなんでこういうのをやってるのか。

 

私は北海道の炭鉱の町で生まれました。親父がね、石屋をやってたんです。

 

大変貧乏な家に生まれて、戦争も長く行ってましたので。

 

うちの親父が山で石をポンポンやってるのを私は見に行って、親父が仕事をするのを見てたんです。

 

そしたらこうやって言うんです。「康行な、どんな石にも急所ってあるんだよ。急所を捉えればどんな石でも真っ二つに割れるんだ」

 

って言うんです。必ず急所がある。その急所を見つけるのがプロなんだと。

 

すげーなと尊敬した事がある。

 

そして私のお袋が先ほど言ったように脳出血で46才であの世に行っちゃいました。即死です。

 

で私が中学二年の時です。荷物をアタッシュケースに入れて、「行ってきます」ってやってた。東京か札幌かどこかに行こう、と。

 

ま、結果的には私は東京に出て来ました。北海道の美唄という田舎から。

 

そして、毎日毎日400枚の皿を洗う。辛くて辛くてしようがなかった。いじめられた事もありました。

 

その辛い辛い皿洗いがある事をきっかけにして楽しくてしようがなくなった。何をしたかというと、簡単な事です。

 

腕時計を外して、目の前にポンと置いて、一分間に何枚洗うのか挑戦したんです。

 

毎日洗ってるうちにね、一枚多く洗えた、一枚多く洗えたって思える。

 

先輩は包丁もフライパンも持てる。私は皿洗いしかされない。

 

しかし、先輩に皿洗いをさせたら私より下手だった。それから自信を持てました。

 

ああ、仕事っていうのは受け身でやるから辛いんだ。

 

私がやりますって吹っ飛んでいったらどんな仕事も辛くないとわかりました。

 

それでコックさんをやって、将来お店を持ちたいなって考えた。でも当時給料一万円だった。

 

どう考えてもお店なんか持てるわけがない。家も貧乏だし。その時に私はね、アメリカの成功者の自伝を読みあさった。

 

そしたら共通してるものがあった。特にアメリカのセールスマン上がりが多かった。

 

私は人に自分を表現するのが下手くそで、悔しい思いを何回もしてます。

 

人前で真っ赤になって話せなかったり、好きな彼女がいても声を掛けようと思っても声掛けられないで友達に持って行かれたり。

 

いつか自分の正しい気持ちを表現したいというのが私の目標でもありました。

 

で、その時にヘンリーフォード一世の本を読んだ。フォード自動車を作った人。

 

これで私の人生は変わりました。

 

ヘンリーフォードは小学校もろくに出てない無学な人だった。日本でいうなら松下幸之助のような。

 

である時マスコミに叩かれた。ヘンリーフォード、それを見て、これは名誉毀損だ、と。

 

で、裁判だと。そしたら、マスコミがヘンリーフォードが頭が悪いと証明をしなきゃならなくなった。

 

難しい質問をバンバンするようになった。ヘンリーフォードは小学校しか出てなかったから答えられなくなった。

 

「ほら、この記事は間違ってないじゃないか。そんな事もわからないで良く経営者やってられるな。危なくてしょがない」とかね。

 

皆の前で大恥をかかせられた。さすがのヘンリーフォードも怒って、

 

「あなたたちはそんなに私の無学さを証明したいのか。わかった。私が頭が良いか悪いか証明してやろうじゃないか。

 

私のオフィスで同じ質問をしてごらん。あなたが私に投げかけた馬鹿げた質問。私のデスクには一列のボタンが並んでいる。

 

そのボタンを押せば、あなたより遥かに頭の良い人間が吹っ飛んできて私の質問に答えてくれる。

 

私のやる作業は、ボタンを押し間違えないようにするだけなんだ。なんでいちいちそんな事を覚えていなきゃいけないんだ。」

 

頭を使う次元が違っていたわけ。なるほどなーと思いました。そういうことか。

 

人の心を動かせられる人間になる。そしたら何でも出来ちゃうんだ。

 

総理大臣を動かせたら世界を動かせられる人間になっちゃうわけ。

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「最高の人生を生きる 捨てる哲学 佐藤康行との対話」の管理人をしている橘 絹子です。
1999年4月より、医療関係の仕事の従事。
耐え難い体の痛みと人間関係に悩み、いろいろな治療やメンタルへのアプローチを試すが解決できず、人生も諦めかけていた。
そんな時、佐藤康行に出会う。
このブログを読んでいただくあなたにも、すべての難解と思われる問題に光を当てる方法があることをお伝えしたいと思います。