親は子どもより上と思うから、自分の考えを注入したくなる
- 2023年04月05日
- カテゴリ:真我
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ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は4月7日です。
【質問者】娘は「お母さんは私の話をしてるのに、どうして途中から割り込んでくるの」って。
でも、自分ではそういうつもりはないんですけど、娘は私が話をすると必ず「お母さんは言い始める」っていうんですよね。
で、それを聞いて来てって言われちゃったんですけど。自分ではそのつもりがないから、つい出ちゃうんですよね。
それとあと、何かマイナスの面が出て来てしまって、良い事を言えばいいのに、相手に対してもやっぱりマイナスを言うって。
どうしてそういう心が出てくるのか。だから、それをどうしたらいいか聞いて来てって。先生、よろしくお願いします。
【佐藤康行】わかりました。これはね、時代の移り変わりと関係がある。だから、娘からしたらお母さんは一昔前の人でしょ。
で、一昔前の人はそういう環境の中で育って来たわけ。じゃ、もうちょっと厳密に言いましょう。私は戦争と関係があると思っている。
お母さんのちょっと前、戦争があったでしょ。お父さんが戦争に行く。そしたら、当然、鬼畜米英ってね
「あいつらは鬼ちくしょーだ、殺しに行け」って命令が下るわけ。でも、誰も殺されるのも嫌だし殺すのも嫌だ。
日本は、その前は戦争の時代だった。日本国内だけでも国盗り戦争がありました。
徳川家康も織田信長も武田信玄も殺し合いやってたんですよ。
天下なんて、別に誰かが統一する必要はない。みんな死んでいないじゃないですか。意味のないことをやってる。
そして、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦って戦争の歴史だった。で、戦争に行かせるのは教育なんですよ。
教育で徹底的にその人の考え方を無くして、上からかぶせるかぶせ型なんです。「言う事聞かなきゃひっぱたけばいい」と。
場合によっては銃殺だ、と。嫌でも何でも行かなきゃいけない。そういう教育。
かぶせ型の教育しなきゃ、「自由にやれ」って言ったら誰も戦争なんか行かない。でしょ?そういう風にかぶせ型の教育をする。
で、終戦になる。その教育でやってって意識を統一してたのが、その人が社長になり、部長になる。
でも、そういう時代じゃない。ひっぱたいたり憲兵だとか。
そしたら、口で言う。ガンガン口で言う。これを「パワハラ」っていうじゃないですか。パワハラってずいぶん流行りましたね。
ハラスメントが。でもその第二世代、戦争の第三世代っていうのはもう変わって来てるわけ。
私から見ると凄く第二世代とか第三世代とかは逆転してるわけ。
本当は子供から教わらなきゃならないのに、親がどうしても自分が上だと思うから、だから自分の考えを注入したくなるわけ。
自分の影響を受けてほしいから。もう時代は全く変わって来てる。上から注入するやり方じゃなく、引き出すやり方。能力を引き出る。
やる気を引き出す。個性を引き出す。全部引き出す。医療免疫力を引き出し、生命力を引き出し、生きる勇気を引き出す。全部引き出すんです。
だって真逆になればいいわけ。今のちょっとね、聞く方に回ればいい。「今言ったのもうちょっと教えて」って。
「へー、凄いわね。そうなの、そうなの。」って。そういうふうに相槌を打つように聞けばいい。誰か歌ったら手拍子ってあるでしょ。
そういう感じで聞くの。「あ、そう。それは素晴らしい」そういう事、そういうふうに気づいたのね」ってそういう会話をしてみたらいい。
ありがとうございました。
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運営者プロフィール
- 「最高の人生を生きる 捨てる哲学 佐藤康行との対話」の管理人をしている橘 絹子です。
1999年4月より、医療関係の仕事の従事。
耐え難い体の痛みと人間関係に悩み、いろいろな治療やメンタルへのアプローチを試すが解決できず、人生も諦めかけていた。
そんな時、佐藤康行に出会う。
このブログを読んでいただくあなたにも、すべての難解と思われる問題に光を当てる方法があることをお伝えしたいと思います。
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