カテゴリー: 心理学

本の中に佐藤康行は入らないけど、佐藤康行の中に本は入る?

Q.本にのっている鏡の法則だと、他者との関係性だけがあるということで、

他者に映った自分自身を見て、はじめて自己認識が可能と。

 

A.あのね、本を見ないで、佐藤康行を見て、それで比べてみたら?

本の中に、私の言っていることを入れようとしたら、逆さまになっちゃうから。

だから、わかんなくなっちゃう。

だから、1回ね、私が言わんとしていることと、ここに書いていることを一回受け取って、

そうしたときに、私と本と比べる。本に私は入らないわけ。でも本は私の中に入るわけ。

それが証拠じゃない。そこが、一番矛盾が大きいところと思います。

だから、圧倒的に本を読んでいる時間の方が多いから、

だから、どうしても私が言っていることを思い出すと、本の方に入れちゃうわけ。

 

Q.準備はいらないと言われていたんですが、本を見て質問を準備してしまうので。

 

A.準備されればされるほど、本の中に入れようとしちゃう。

ここに、書いていることと同じ質問を、私にすればいい。本を見ないで。

そして、そのときに、あれ、ここで言っていることと、何がどう違うんでしょうか?って質問した方がいい。

冷静に比べて、これを出して、これとこれをこのまんま比べて、何でこっちはついてないんですか?っていう風にやればいい。

これ、どういう意味なんでしょうかってやれば。

私を、本の中に入れようとするから、ごじゃごじゃになっちゃう。