カテゴリー: 仏教

たった一点をやればいい? 自分の中に真理がある?

Q.十牛図というものがあるんですが、YSメゾッドでやっていることの流れと似ているなと思いました。

こんものが昔にあったということは、知っていた人が描いたとしか思えないんですが。

佐藤康行が臨死体験で見えたことと、昔の人たちが残したものを、どう思いますか。

十牛図も真我を伝えたかったのかなと。

 

A.と思うね、でもそれでは、本当の意味で、真理、真実はわからないだろうなと思うね。

最終的には、たった一つのことをやればいいんです。

そんな、本とか、勉強とか。あくまでも勉強は勉強だから。

たった一つ。自分が真我に目覚める、真我の覚醒、真我の実践。その一点でいいんです。

だから、仏教で言うなら、仏心、仏の心に目覚めればいいだけ。

法然さんがそれを、南無阿弥陀仏を唱えなさいってシンプルにした。

真我を目覚めよって言っているんです。

 

Q.目的としては、たぶん皆そこに導きたかったんでしょうね。

 

A.そういうことです。勉強しなきゃ悟れないんだったら、一生勉強で終わっちゃう可能性があるじゃないですか。

自分を認めていないのと同じこと。

その本の中に真理があるのではなくて、自分の中に真理はある。