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野澤さんのマンツーマン真我開発講座の体験談③

<前川正直さん(仮名)体験談>

 

自分の現在の悩み、苦しみなどの課題を伝えました。

ちょうど、大切なお客様二人から、自己中心的な対応と厳しい声をいただき、自身の全人格を否定された気持ちになりました。

一人は年配のご婦人、もうおひとりは男性。

直感で、根本原因は、父方の祖母とおじ2人への憎しみと怒り、切り捨てている感情だと分かりました。

野澤さんとの冒頭のやり取りで、人間関係の相関図を書き出してもらいました。
まず、私の父の心になって、母(おばあちゃん)と弟達(おじ2人)へのゴミ出しをやってくださいと言われました。

父になってやるゴミ出しというのは、18年間はじめての体験でした。

 

書き出すと、その内容が私へのクレームの内容と一致していることに驚かされました。

私の中のフィルムがまさに、現象化していることをあらためて思い知らされました。

すべて現象面を解決のためには、自分自身の心を深く掘り浄化することだと痛感し、明るい未来を描くことができました。

苦しい状況を打破すべく、真剣にゴミ出しを行いました。
そして「最高の人生」を父の孤独をテーマに書きました。

用紙の記入の仕方のポイントもあらためて、指導してもらいました。
言われるままに、加速した記入方法で、一気に父の孤独を体感し、びっくりいたしました。

この日、大好きだった父とより一体となった深いおもいがあります。

そして、おばあちゃん(心の底からそう思えたことは57年間1度もなかった)への愛しさもでてきました。

忌み嫌っていたおじ達の思いも始めて汲み取る事ができました。

自分の父方の家族とつながり、いずれ息子と会える日がくると思いました。

大変濃密な時間がおわると、その後、クレームをいただいていた男性から、心情を吐露するようなショートメールをいただきました(7/13)。

それから、1週間が経ち、7/21朝、所属している会社のことで、真我があふれ出し、はじめて、自分の深くにある会社への想いと一つになりました。
 
 
 
前川さんはお客様からのクレームを通じ、自分を見詰め直す為に受講して下さいました。
相談内容は事前にある程度把握していましたが、カウンセリング中は改めて「家族」への強い思い、特にお父さんへの思いの深さを感じました。

人間関係の相関図を書きながら話を伺っているうちに、お父さんの「孤独」が浮き上がってきました。

又、2人の叔父さんへの怒りや憎しみも、直接前川さんと諍いがあったりした訳ではなく、お父さんと叔父さんの兄弟関係を見ているうちに抱いたものでした。

話が一通り終わると気持ちが落ち着いたようで、「叔父さん達へのゴミは無くなったみたいです」と言われましたが、私にはまだ全て出し切れていないように感じられました。

消えたと感じたゴミは、前川さんが2人の叔父さんに「直接的に抱いていた思い」だけで、お父さんと2人の叔父さんの兄弟関係を、子供の立場からお父さんを通じて抱いた思いは、まだ出せていない筈です。

あまり勧められる方法ではありませんが、お父さんに成り切ってゴミ出しをしてもらいました。
(勧められない理由は、「警告 (背景21) http://obakezoshi.com/archives/616 」を参照して下さい。)
 
実際にゴミ出しを始めると、かなりの勢いで書き殴っていました。
自分を見詰め直すきっかけになった、お客様からのクレームの「根本原因」がやっと出てきたと感じました。

これだけの勢いでよく書き続けられると思うほど、長いゴミ出しに感じられました。

かなり深く入っていたからだと思います。

ゴミ出しの時点で、2人の叔父さんへの怒りや憎しみは消えていましたし、お客様のクレームが心の叫びに感じられたそうです。同時に、かなり疲れた様子でした。
 
続いて、「前川正直の最高の人生 お父さんとの会話」を、「孤独」を中心にしてもらいました。
カウンセリングで出てきたキーワードを使い、テーマを絞ってワークを行うと、深く入れる場合が多いようで、前川さんも今までとは全く違った体感があったそうです。

これまで分からなかったお父さんの思いを感じられて一体となれた事を始め、家族への様々な思いが浮かんできたようです。

「カウンセリング」「ゴミ出し」も含め、僅か2時間でこれ程深い思いが出てくるのかと、私も驚く体験をさせて頂きました。
 
前川正直さん、ありがとうございました。