月別アーカイブ: 2018年10月

自分はこうだ、という固定化をはずせば人生は面白い

ブログは朝(737分)にUPします。次回は10月23日(火)です。

 

 

橘.自分の性格が一瞬でも消えたときに、病気は消えるんでしょうか?

 

佐藤康行.正しく言うなら、自我はないから、消えたように見えるのでしょうね。

 

あの人は、こんな人って。こんな人じゃないわけ。

 

その人の違う面が見えたときに、今まで思い込んでいた、その人は消えるわけ。

 

全部、自分が思っていた、こんな人、あんな人。こんな人はいない。

 

橘.自分自身を自分がこんな人だ、と見ているのも違うんですよね?

 

佐藤康行.それは、全部はずれていると思ったほうが、面白いだろうね。そのほうが、人生、面白い。

 

橘.それであれば、自己PRはどうしたらいいでしょう?面接のときなどにありますが。

 

佐藤康行.自分がこれだけの力がないけど、あると。

 

それで採用になったら、それだけの力、出せばいいだけなの。

 

そしたら、そっから、変わるじゃない。

 

それができなければ、降格はするかもしれないけど、それは、向こうの判断です。

 

今はできないけど、一ヶ月後にできるかもしれないし、いくらでも言えるじゃない。

 

それを決定、遂行ノートでやっている。

 

橘.入ってから、できないじゃないか、と言われたくなくて、ウソをついているような。

 

佐藤康行.まだ、やっていないのに、できないと言うほうが、面白くないじゃない。

 

まだ小さい能力なところを、自分はこれだけできますと大きな器にして言うと面白いし、可能性が少しは出てくるじゃない。

 

今の時点では、自分がどれだけできるか、わからないわけ。

 

わからないときに、自分はこういう人間だと言うのは、面白くないじゃない。