家、お墓を継ぐことについて
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は1月18日(金)です。
橘.家を継ぐことと、お墓を守ることは、大切なのでしょうか?
佐藤康行.家を継ぐことと、お墓を守ることと、分けて考えた方がより、わかりやすいと思います。
お墓の場合は、人間としての魂というか、見えないものを存続していく。
家は見えるものですね。見えるものを継ぐというね。
家を継ぐって、その建物を継ぐのか、その家の、父、母、先祖からきた、名前とか考え方とか、そういうもの、
魂を継ぐのか、ということで、全然、違ってくると思いますね。
その家が無くなっても、家の伝統を継ぐとか、そういうものも、あると思います。
一番、いいのは、その、先祖からきた、魂を継ぐのが、一番強いものになるでしょう。
橘.お墓をきちんと継げなくても、魂を継いでいれば、問題ないのでしょうか?
佐藤康行.お墓に、誰々がいるとか、いないとかじゃなくて、
私たちはつかめないものがあって、そこにお墓があると、絞りやすいじゃないですか。
お墓の場合は、自分たちの先祖たちが眠っているということですから、
自分の人生、前を見ることは大事だけど、たまには後ろを見て、
後ろの先祖様たちがいて、自分がいるんだっていうことも間違いないから。
その真実に気づくためにも、またそれに感謝する心があると、
目の前にいる人にも感謝できるようになる。
そういう面で大事でしょうね。