全てのことをわかる自分が、自分に備わっている
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は1月30日(水)です。
橘.「自分として生まれてきて、生まれてきてから命懸けで自分を消す」ということは、どういうことでしょうか。
佐藤康行. まさに、この頂点に達した時に、自分が消えていくということです。
自分の我というのは、自我が強いとか、我が強いとか、性格は変わらないとか、「三つ子の魂百までも」とか。
それは自分の父母、先祖、また父母にずうっと先祖代々、何十代も背負っているDNA。
そのお父さんとお母さんが出会って、オギャッと生まれて、そして自分がその家庭環境に育ち、学校、社会の職場、そういう影響を受けて今があります。
それぞれが違う環境、違う家庭に生まれました。
ですから、我という部分でいくと、全ての人がバラバラとも言えますよね。
当然、考え方がみんな違うわけです。
たまたま自分が教わった学校の先生、たまたま教わった、たまたま入信した宗教、たまたま支持した政治。
それが一番正しいと思っていく。
それは、ある先生とか、ある教育者の影響を受けて、また親の影響を受けてある。
それが違うと全てが違う。それを我と、自分という。
でも、それは本当の自分ではないと。
本当の自分は全てのことが分かる自分が自分の中に備わっているんですよと。
その備わってる自分を出すことによって、我が消えていくんですよということです。