DVについて 戦争の歴史 心の戦争
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は3月19日(火)です。
橘.子どもに対するDVについてなんですが、なぜ起こるのでしょうか?
佐藤康行.どの時点から、話をしたらいいか難しいけど、元の元から話します。
世の中は戦争の歴史だったわけ。ですよね。
日本だって、日清戦争、日露戦争の前は、国内で国取戦争をやっていたわけ。
もう、殺し合いやっていたわけ。
それを男がやっていたとしても、女性の心を覗いたら、あまり変わらなかったりする。
そういう部分のDNAがある。
そういうものを背負っている。
それが、DVになったりする可能性がある。
私は、子どもの頃はね、親にぶん殴られるのは当たり前。どこの家庭も。
DVという言葉もなかったし、知らなかった。
ちょっと悪いことしたら、引っ叩かれるのは当たり前だった。
私の生まれた町は炭鉱の町だったから、結構あちこちでケンカしているわけ。
取っ組み合いのケンカしていたり。
今は、そんな人、ほとんどいない。
どちらを肯定したり、否定したりしているんじゃないですよ。
でも、実際には、これぐらい生きていると、いろいろ世の中を見てきているわけ。
私は、最終的には、何回も言うようだけど、すべての解決策は真我の目覚めしかないと捉えている。
たとえば、誰か、家族でDVがあったら、
もしかしたら、DVをしている人を、皆んなで心のDVをしているかもしれない。
皆んなで、袋たたきにしているかもしれない。
立ち直れないくらいにしているのかもしれない。
ときに、私たちの心は、人の心をメッタ刺しにして、立ち直れなくしてしまう場合もある。
クリニックをやっていると、わかりますよ。
今、ネット社会で、ちょっと批判的なイジメみたいなことで、自殺する人もいます。
それだったら、引っ叩かれる方が、まだマシだと思う人もいるかもしれない。