佐藤康行の自伝5
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は2月1日(月)です。
それで三千万貯めて四谷で9坪の店を持ちました。ステーキやだったから。
で、もうその時から将来10年以内に100店舗出すんだと目標を決めました。
業者さんが来るときも私は将来100店舗作るんだから、この値段を100店舗に安くしてくれって、
もし信用出来なかったらここまでにしてくれって。
信用してくれるならしてくれっってそんなふうに交渉しました。でもそれでね、本当に店を繁盛させました。
お客さんが来ないときも、本当にお客さんの心をつかんでやろうと本当にやりました。
そしてらお客さんが5周年の時までうちの店の何周年ってやってくれる。そしてうちの私の姉が手伝ってくれる。逆に招待。
普通店の側がやるでしょ。その反対なんです。お客さんが何周年記念ってやってくれる。
で、良い場所があったんですよ。お客さんにね、「金がないんだ」って言ったら、
「わかった」ってお客さんが銀行につれていって「こいつに金出してやってくれないか」って。
責任は俺がとるって言うの。銀行の理事だったの。
三千万だったかな。もう一発で出ました。全部お客さんです。
今でも最初受講生って言うことは、お客様なんです。お客さんがお客さんに広げてくれる。有り難いことに。
みんな通じますよ。皆真我そのものだから。
この前なんか北海道の美唄の、私はまだ死んでないのに墓参りに行ってくれるの。ツアーみたいにして。
人間は必ず真心が通じます。必ず通じます。
それからもう一つね。当時、70店舗くらいまで行ったの。もっと回転率上げれないか。
もっと、って考えたら夜中にね、夜中にアイデアが出るんです。
ステーキを立って食べてる図が出て来た。
いつかその店をやろうと思ってたら、ある時、日本テレビのスーパーテレビというそのディレクターが出て来て、
「佐藤さんとても大変面白い人だって聞いたきたんだけど、何か世の中を元気にする面白いことはないか」ってきた。
「実は立ち食いステーキって考えてる」って言ったら、膝ポーンと叩いて「それ、是非、オープンさせてください」って来た。
続く