佐藤康行の自伝2
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は1月26日(火)です。
それから化粧品のセールスやって、それから宝石のセールスマン。
宝石のセールスをやったのは24,5才くらい。
若い青年が宝石を持って行くんだから、ほとんど信用してくれません。
これもね、もう自分があることが二つの事をきっかけにね、片っ端から売れる。
初めての人でもね。これを昔、講演で話したらね、ダビングダビングでテープが日本中駆け巡って行った話です。
一つはですね、私が宝石のセールスマンで家が火事になった。
飛行機に乗って家に行ったら、家が炭になってました。
おばぁちゃんが焼け死んでました。
親父がおばぁちゃんを抱きかかえて逃げたけど、髪がチリチリになって
「俺はとんでもないことをした」って涙流して。
そしておばぁちゃんの葬式の時に私は正座をして、お坊さんのお経を目と瞑ってジーッと聞いてたら、
死んだお袋が出て来た気がしたんです。
で、私は「康行、お前がこの佐藤家を守るんだぞ」って。24才の時でした。
全身が火のようになりました「そうか」で、私はコツコツ貯めたお金を置いて東京に帰ろうと思ったら、
飛行機代まで置いてしまってちょっと返して貰って。
それから私は猛烈に仕事をしました。
「今にみてろ、今に見てろ」って心からの口癖でした。今に挽回してみせるぞ、と。