失ったときに、体が軽くなる?
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は6月11日(金)です。
Q.佐藤先生がステーキ屋の経営から方向転換される時に、不安はあったか。
佐藤康行
正直言って、不安は全く無かったです。不安はゼロだった。
まず結論を言うと、くいしん坊チェーン店の社長だった。
で、もう私はもう、今のこういう話聞いたら分かるでしょ。
全人類が相手の仕事なのに、ステーキ屋を一軒一軒増やしていって、それが100軒になろうが、何軒になろうが全然違うわけ。
目的が。こちらは全く、ある意味じゃ私がこちらの仕事をやらないで、そっちばかりやっていると、別に無くても良いわけです。
まあ簡単に言うと、マクドナルドが何万軒あるか知らんけど、明日無くなっても困らないでしょみんな。
だからもう、それが分かっちゃった。
私の本当の仕事をやるために、もう早く手放す。
なかなか手放せないのが苦しかった。
それでちょっと、まずくなりかけた。精神的に。
でも、最後にですね、手放す時にハンコ押すでしょ。ものすごく嬉しかった。
でも、さすがの私もね、そのハンコ押す瞬間「ちょっと待ってください!」って、思わず言っちゃった。
私でも。これだけ手放したかった私でも。で、「ちょっと待ってください」って、トイレ入っていって、
ほっぺたピンピンって引っぱたいて、「ん!」って気合を入れて「はい、大丈夫です!」ってドンと押した。
で、押して事務所から出てきた時に、足が宙に浮くような嬉しさがあった。普通は増やしていって喜ぶ話。
なのに私は、全部手放して、足が宙に浮くぐらいの喜びになった。
そうしたら、そこの事務所から出てきたときには、私の携帯に2本くらい電話が鳴ったの。
それは何かというと、こちらの仕事なの。講演会やってくれとか。もうエネルギーが変わったんです。
そちらの方のエネルギーから、こちらのエネルギーに変わったんですね。
そのハンコ押した瞬間に。それで今がある。まあ、そういうことです。
迷いあったんですかと言えば、その「ちょっと待ってください!」って、それを迷いといえば迷いだね。
まあそういうことです。はい。