コロナのお陰 コロナはチャンス
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は7月09日(金)です。
Q4:上海で焼肉店を経営しています。コロナでここ1年半ほど商売が厳しいです。
商売に置いて、重要なことを教えてください。
私もこの仕事をする前はレストラン経営していました。
お店も70店舗まで作りました。
一時は、社員とアルバイトも入れると2000人くらいいました。
私がレストランをやっている時に、狂牛病が流行り、狂牛病と言うのは、牛の足がまるで腐ったように倒れていく、
それを毎日、テレビで流されて、肉を食べる気がしなくなっていく。
その次にO-157。業績がどんどん落ちていきました。
その時に、私は大変苦しみましたが、その時に、今こそ、お客さんのニーズに応えるのだ、欲求に応えるのだ、
徹底的にお客さんの求めるものを研究しました。
そして、考えました。考えて、考えた結果が今まで世界にない発想を産んだのです。
お客さんのニーズとは欲求です。
その奥にシーズがあります。
シーズは潜在的な欲求です。
例えば、お腹が空いて、焼肉を食べるのはニーズ。
お腹が空いて、肉にしようか、寿司にしようか、天婦羅にしようか、お腹を満たせればどれでもよいのです。
シーズでとらえると販売チャンスはいっぱい出てくるのです。
焼肉だけにこだわらなくても、もっと他のことがあるかもしれません。
その奥に、これは私の造語ですが、「神シーズ」というものがあります。
神様の潜在的欲求という事です。
これは命を存続するための欲求です。
食べなければ死んでしまいます。
健康も含めて、命を守ろうとする欲求があるのです。
この3つを満たしたら、売れて、売れてしょうがなくなります。
めちゃくちゃ売れる。恐ろしいことが起きます。
その欲求を満たして、尚且つ、それが、値段やスピードなど、叶っていったら、大変なことになります。
私は苦しんだ結果、世界にないアイデアを考えた。
そうしたら、教育テレビ以外は全部、取材に来て、大変なことになりました。
雑誌、新聞、ラジオ、あらゆるものが取材に殺到しました。
16坪のお店で、1日1000人から1200人くらい来ました。60回転です。
狂牛病とO157のお陰です。そのおかげで、今までのやり方を全部、否定せざるを得ませんでした。
その次を発想するために、否定するのはいいことなのです。
コロナ禍だからこそ、チャンスなのです。
「コロナのせいだ」と言っていたら、コロナにやられたことになります。こんな情けないことはありません。
コロナのお陰にするのです。
そのことによって真剣に考えた。
今まで甘かったのです。
今こそ、本当に、寝ても覚めてもお客様の欲求に、喜びに、徹底的に考えるのです。
チャンスです。
最大のチャンスが訪れたのです。
ちなみに、私はコロナのお陰で、人がどんどん増えています。
会場もすぐにいっぱいになります。
ネットでセミナーする時も、毎回、500人から600人は集まります。
「コロナのお陰」「コロナはチャンス」
これが私からのアドバイスです。