何がきても気にならないように、満月に捉える
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は10月15日です。
質問4:今日、初めての参加です。マンションに住んでいますが、隣の人が年中タバコを吸って困っています。
どうしたらよいでしょうか?
佐藤先生:中には悪い人もいるでしょう。当然のことです。その時にいきる技は人間関係は性善説。システムは性悪説。
家にカギをかけるのは性悪説です。家を開けっ放しだと、泥棒が入るという前提です。
金庫にお金を入れるもの性悪説です。
そのまま置いていたら、盗まれる可能性があるから、金庫に入れるのです。
ルールはある程度、性悪説。
社会のルールも、例えば、車。信号など無かったら、かえって不便になります。
あちこち渋滞だらけになります。
自由と秩序は同時です。秩序があって初めて自由になれるのです。
一つは、大家にルールをちゃんとやってもらうこと、もう一つは、それらを全部、克服することです。
隣の人、さらに隣の人はどんな人なのか分からないのです。そんなことを考えていたら、どこに引っ越してもそうかもしれない。
それを超越する自分になる。ここに来ている間に、どこかで悪いことしている人はいっぱいいるかもしれません。
そんなことを心配していたら、きりがないです。
こうやって、今、座っていても、体内で何が起きているかもあります。
全部、心配ばかりしていたら。世の中にはいろんな人がいるのです。
大きい人間になるのです。でっかい人間。
そういう人とさえ、仲良くなって、タバコをやめてもらえたら、素晴らしい。
隣ならまだ気にしなければいいけれど、家族なら、同じ家に住んでいたら、そうはいかないです。
それも含めた部分で、今日やるテーマにしてもいいのです。そのタバコを吸っている人のせいで、毎日気分がわるい人生を生きる。
それを超越する自分になりましょう。それも、ここでやることに入っているのです。
だから、いろんな悩みや苦しみを持っている人たちがここで真我を受けて、それを克服しています。
全部、思い通りにはなりません。もしかしたら、そのタバコを吸っている人からしたら、全部、反対かもしれません。
「あの人なんで、いつも不機嫌そうな顔をしているのだろう。何で人をにらみつけるのだろう。迷惑だ」そう思っているかもしれません。
人間ですから、そういうことはあるのです。どこに行ってもあるのです。
自分がルールを決められる立場なら、決めるといいし、そうでないならば、自分の心で完全に克服して、
何がきても気にならないように満月に捉える。
「この人がタバコを吸っているのは、色んな苦しみがあって、煙に巻いているのだな。煙に巻いてうやむやにしているのだな。
この人は心が繊細で優しいから悩んで、タバコで誤魔化しているのだな」と。
煙に巻く。会社で嫌なことがあると「やってらんねーよ」と、お酒で憂さ晴らしをする。
そして、少しは楽になる。人間はみんなそんなもんだということです。
自分も迷惑をかけているかもしれない。
そこの中で、うまくいけている自分になりましょう。