本当は満月を伝えたいけど、伝わりやすい美点発見をする
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は11月24日です。
【質問者】弟がちょっと色々経済的な事とか精神的な事で困っていましたので、
とにかく学長に近づくっていう事をやってたんですけども、まだ仕事は見つけてはいないんですけども
【佐藤康行】質問ですか?
【質問者】はい。弟の方がですね、美点発見やってましたら色々あったんですけども仕事を選びまして、
それも色々あったんですけども、本当に厳しい事を乗り越えた後に彼に一番合ってるような仕事を見つけましてですね、
【佐藤康行】良かったね。
【質問者】そうですね。質問は美点発見をする事によって、身内なんですけど、
どうしてそのような形で変化するのかっていう所をもうちょっとメカニズムというか
【佐藤康行】わかりました。メカニズムをお話します。美点発見はある意味じゃ、究極ではないんです。
なんで究極ではないのかっていうと、先ほど太陽と月の話をしました。月は常にまん丸で大きな球体です。
でも、私たちの目は、例えば太陽の光が当たった分、目の中に入ってくる。
で、その三日月は私たちの脳の中に入ってる月に過ぎないわけです。常に月はまん丸で大きな球体。でしょ。
で、ロケットで近づくとどんどんもっと大きな球体で、離れると五円玉の中に入る。
故に月の本当の姿は私たちの目には見えないわけです。わかりますね?
でも、本当は大きな球体だから、本当はそれを皆に表現したい。
それを人間に置き換えて「あなたは大きなまん丸だ。球体ですよ。素晴らしいです」って言いたいんだけど、
少なくても目に見える部分の美点を発見しましょう、と。そういう意味です。
そしたら三日月しか見えなくても、「きれいな三日月ですね」って誉める事は出来ますよね。
でも本当はまん丸の大きな球体を伝えたいんです。でも伝えてもわからない。
わからないから言われてる人もわからない。言ってる人もわからないですよ。
せめてだから少し落として美点発見で良いところを発見しましょう、と。
ま、そういう事なんです。そういう三日月に見る。