空想を認めている限り、空想を繰り返す。
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は7月12日(日)です。
Q.いただいたような命だという自覚が、強くおありになると?
佐藤康行.これはシャープペンだと。ずーとシャープペンはそこにある。
今日も明日も、一年間もシャープペンだと。で
も、これはボールペンだと。
その思い込んでいるのは、自分の脳の中で思い込んでいる。
このボールペンが真ん中だと。
シャープペンだというのが殻。
これに気づいたときに殻が消えるわけ。ポールペンだから。
Q.そこに気づくまえに亡くなっている人が多いのではと。
佐藤康行.だろうね、そう。
シャーペンと思い込んで亡くなってしまう人がほとんど。
99.99%。全部の人だと。全部。
Q.それに気づかないから、輪廻転生をするのでしょうか?
佐藤康行.生まれ変わっている部分と、生まれ変わっていない部分があるわけ。
これは、ボールペンは生まれ変わっていないわけ。
思い込みは生まれ変わるでしょ。
シャーペンだったり、クレヨンだと思ったり。
そういう思い込みだから変わる。
でも、これは何も変わっていない、真ん中。
Q.生まれ変わりってその程度のことなんですか?
佐藤康行.その程度です。
Q.つらいですね。嫌ですね。
佐藤康行.みんな、思い込み。
思い込みだから、みんな変化するわけ。
私のセミナーを受けて。思い込みが消えるから。
Q.その、また繰り返し出てくるのは、気づきの深さなのかなと。
佐藤康行.思い込みだって。脳だって。
違う思い込みになったら、違う思いになる。
それもまた人から聞いた話で、思い込んじゃう。
噂だとか、こうだとか。
全部、思い込み。
思い込みの中で出てくる。
Q.思い込みが完全に無くなると、生まれ変わりは消えないんですかね。
佐藤康行.それも思い込み。
シャープペンだと、クレヨンだとか、マジックだとか。
自分がそう思っているだけで、ボールペンは何も変わっていない。
最初から、何も生まれ変わっていない。
生まれ変わっているとか、生まれ変わっていないとかいうのも自分の思い込み。
Q.なるほど。真理が変わらない、ボールペンの例でわかるんですが、
シャーペンだ、クレヨンだってやっているのが、命に付随する周りに現れるものたちが滑稽というか何というか。
佐藤康行.みんな、そうなんだって。
これがボールペンであるということに気づいたら、変わるのはただひとつ。
このボールペンであるという真理に気づく。
あとはみんな、思い込みだから。
変わったことにならないわけ。
自分で変わったと思っているだけで。
何も真実じゃないから。
真実じゃないものは変わらないわけ。
空想の捉え方が変わっただけ。
Q.そうですね。
佐藤康行.空想は存在していないから。
思い込みは存在していないから。
存在していないものは変わったものにならないわけ。
Q.じゃあ、真我開発で認識が変わったから、佐藤先生の視点のように一瞬でもなれると思うんですけど、
また空想が出てくるじゃないですか。順繰り順繰り。
佐藤康行.空想だから、存在していないから、空想が出てくるじゃないですかって、空想を認めているんです。
認めている限りは、それを繰り返す。
私は空想を認めていないから。