全部わかっちゃった、の内容は、もともとわかっていた?
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は12月8日(日)です。
Q.わかったことを確かめるということなんですが、
明らかに、人間では、ここまでわからないだろうというところまで、わかって見えた、みたいな感じなんですか?
それを確かめようということは、普通の人間では、わからないだろうということまでわかったとか?
佐藤康行.人間が、というよりも、私がだろうね。
そういう能力があるなんて、想像もつかなかったでしょ。
想像つかなかったから、皿洗いから始めて、営業をやって。それが自分だと思っていたから。
それが自分に合うことだと思っていたから。
もし最初から今のやっていることをわかっていたら、最初からこういうことやっていたかもしれない。
自分の人生体験から、それが壁にぶつかったときに、本当に自分がやるべきことが、
卵からポンって出てきたみたいな、そういう感じだね。
Q.まったく身に覚えがないことだったのでしょうか?卵からポンって出てきたって。
佐藤康行.いや、そうでもないんだよね。
Q.はっ。そうなんですね。
佐藤康行.わかっていたことを、わからないと思っていた。
それが、わかっていたことを、わかった。そういう感じ。
Q.うっすら、わかっていた?
佐藤康行.いや、もっとはっきりわかっていた。
Q.その、はっきりわかっていたの、内容を、伺ってもいいですか?
佐藤康行.たとえば、どこかの宗教団体に行ったら、ものの数分、数時間でそこでやっていること、全部わかっちゃう。
なぜかしら。そういうことは、何回も体験したし、仏教書とか聖書とか、バァーと見たら、その奥が神えちゃったとか。
般若心経が出てきて、般若心経の奥の向こうが見えて、そしたら、般若心経の文字がもう、いらないわけ。
文字は通訳だから。
人間対人間もそうですよ。
相手の求めている本質がわかれば、言葉はいらなくなる。
もうわかっているから。
会話は、まだ自分が思っていることが、相手に伝わってないって思っているから、会話が必要なわけ。
それを先にわかっちゃたら、会話はいらなくなるでしょ。
そういう感じだね。