佐藤康行 若いときの独り言
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は2月3日(月)です。
Q.一瞬たりともその場にいないということと、死が虚しいということが、私の中では重ならないんですが。
佐藤康行.じゃないかなと。
Q.じゃないかなというのは?
佐藤康行.だって、今、生の喜びをもつことと、死ぬんだということが、裏・表にあるじゃない。
喜びが多い分だけ、虚しさを感じる部分があるじゃないですか。
死にたいと思っている人は、虚しさはあまりないかもしれない。
Q.それと、一か所に留まっていないというのは、生きる喜びのほうですか?
佐藤康行.それじゃないね。次元だろうね。
ただ、若いときからさ、悩み多いときってあるじゃない。
そのときに、自分に独り言、言っていたね。
死ぬことはねーだろう。
まあ、死んだってどうってことない。
いつかは死ぬんだから。
これ、独り言だったね。
Q.そうなんですね。 佐藤康行.若いときね。
Q.へ~。すごくキツイことがあっても、死ぬことはないだろうしと。
佐藤康行.死んだからどうだって。
いつか、死ぬんじゃないかって。