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自分の捉えたものの価値観で捉える

ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は5月27日です。

 

Q.今ですね、私もカウンセラーとして活動していまして、何か人とカウンセリングをしている中でやってる事が、

ワークをやっているような感覚に。例えば、完璧愛ポストだったり、ゴミ出しだったりとか、

そういったワークをやってるような感覚に最近なってまして、これで良いとか悪いとか、

 

ちょっと体験談みたいなお話になってしまうんですけど、やはり一人でワークをやる事も出来るんですけど、

一人でやるよりも誰かと一緒にやる、こうしたグループのカウンセリングもそうだし。

 

一人ではない環境でやる事が本当に大切だなというか。

私自身も、二年前にですね、心のクリニックに出会う事が出来まして、ワークに取り組んだりカウンセリングをして頂いたりしている中で、

そのきっかけこそが一人じゃ限界があるっていうのが

 

佐藤康行.一人っていうのは、ご自身側が一人?相手側が?

 

Q.そうです。自分が一人ですね。例えば、一人でワークに取り組んだりとか、本を読んだりして何か。

三層構造じゃないですけど、「自分で何とかしよう、何とかしよう」としてもそこが限界がある。

 

これを見ていった時に、人間というのは一人で生きられないこれはもう宇宙の真理というか、

システムがもう出来上がっているんじゃないかと思って。男女がある事もそうですし。

 

佐藤康行.そうね。人がいる事によって気づく事はいっぱいありますよね。

 

例えば、今ね、「目を閉じて下さい」って言っても、あまり閉じないんですよね。

 

やっぱり一人だと自分がわからないわけです。

 

私が注意して、「あ、そうか」と。

 

「目を閉じて下さいって言われても目を閉じなかったな」、と。私が注意して「あ、そうだったんだろう」と気がつくでしょ。

 

これが人との兼ね合いだから。自分一人じゃわからないわけです。ま、そういう事を仰ってらっしゃる。

 

Q.はい。本当に出会えた事が、人との縁が全て自分を作っていると思う。

本当にありがとうございます。

 

佐藤康行.はい、ありがとうございました。

 

Q.ひとつは心のつっかえになってるような、特に自分が覚えていない事をどうやって思い出すのかという事と、

過去が変わったでしょ」って仰ったと思うんですけど、それって、過去の事象の捉え方が変わったっていうか、

イベント自体は変わらないから「過去が変わった」ってどういう意味ですか。

 

佐藤康行.過去が変わったのはどういう意味なのか。

 

ご自分で今、手を挙げたでしょ。

 

Q.解釈が変わったって、そういう意味なのかなと思って

 

佐藤康行.わかりました。そこをちょっと説明します。

 

全部「解釈」なんです。全部。

 

「あの人はこんな人」って自分の解釈でしょ。「この人はこんな人」って解釈でしょ。

 

だから、全部解釈。自分の解釈が変わったっていう事は、自分の捉えたものの価値観で捉える。

 

でも、本当のその人の真我は違うんですよ。だから、親父にぶん殴られて育ったある男性が、ずっと親父に憎くて殴られたと思っていた。

 

でも、この真我を受けるうちに号泣して涙して、お父さんにありがとうって。

 

「親父のげんこつは、あれは最高の愛だったんだ」、って。他人にはそんな事、しないでしょ。

 

「俺を愛してるから、心配して思いっきり殴ってくれたんだ。あのげんこつは愛だったんだ」

 

もうね、ガラッと顔つきが変わったとかってしたよね。でしょ。それは解釈じゃない。

 

でも、その奥にある愛は同じなわけ。

 

頭ぶん殴られても、その奥にある愛は同じなわけ。

 

その親の方の心配の愛のエネルギー

 

うん、それは変わらない。それは、変わらない。満月は変わらない。

 

三日月は満月になったり、色んな形になったり。満月である月、そのものの姿は変わらない。

 

自分の見方によって変わる。ね、月だって遠くから見ると小さくなって五円玉に入るでしょ。

 

でも近くなるとどんどん大きくなる。どこから見ても本当の月の姿じゃない。でしょ。

 

私たちはその解釈によって、幸せや不幸を感じたりするじゃない。

 

ま、そういう事です。よろしいですか。