自分の経験が邪魔する時がある
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は12月18日です。
Q.コンピューターのソフト開発の技術の仕事をやってるんですけど、コンピューターソフトの開発でプロジェクトが終わったりすると、
注文してまたプロジェクトをするっていう感じなんですけど。
佐藤康行.良かったね。おめでとう。はい、拍手
Q.終わったら次のプロジェクトっていうんですけど、新しいものがどんどん入ってきて不安とかはあるんですけども
今後、どういうふうに仕事に向き合って行ったら良いのかっていうのをお伺いしたくて。
佐藤康行.はい、わかりました。いつの時代も変わらないもの、まさに産業革命みたいなもので。
昔、刀でこうやってやったのが鉄砲に変わると当然戦争も変わるでしょ。打ち方。
全然変わって来るじゃない。刀から鉄砲になってくる。大砲になったらまた変わる。船になったらまた変わる、ね。
今もネットの社会も常に変化していってます。
ですから、そこで邪魔になってくるのが自分の経験が邪魔になる場合がある。
だから黒電話から、今、もうスマホになってるのに「黒電話とはこうなんだよ」って説教したって、
スマホでバンバンやってる人には叶わないじゃないですか。
だからその時には、経験っていうのは、人を動かす経験だとかそういうものは変わらないものがあるわけです。
人間的な成長、人生経験とかっていうのはやっぱり二十歳くらいの人と五十代の人は違うわけよ。
だから自分の特徴を、自分の経験を生かすのとそういう技術的なものはむしろちゃんと活躍して貰って、その人を生かす方法を考えて。
だから技術も勝負しようなんて思ったら、勝てなくなっちゃいます。
だからなるべくその人を生かすようにスイッチを入れ替えたら良いと思います。
やっぱり黒電話の人がスマホの人に「良いか。電話とは、穴に指を突っ込んでこうやって回すんだぞ」ってそういう事を言っても
話にならないじゃないですか。
だからそこの所の、技術的な部分と人間的なリーダーシップとか、皆を勇気づけるとかやる気づけるとか、そういうのは違うという事です。
使い方は変えればいいわけ。それが私のアドバイス。