自分が存在しているから、子どもに親を恨む権利はない
ブログは朝(7時37分)にUPします。次回は5月23日です。
佐藤康行.こういうふうにグワーッと全体が見えるようになる、大きく。
そうすると大きく見えるようになった時に、向こうからざーーーーって。小さい時はざーだったけど、大きくなるとザーッと入ってくる。
幸運が。それを私は「黄金の谷の法則」って名前を付けました。短時間になれるんですよ、みなさん。今日なりましょう。
特にですね、私たちの悩み、苦しみ、喜び。色んな問題があるけど、ずっと絞るとね、人間関係。
親子の人間関係、夫婦の人間関係、職場の人間関係、お客様との人間関係、自分自身との人間関係。全部、人間関係。でしょ。
よく見てると人間関係です。お金だって人間関係が悪いとやっぱり回って来ないわけ。
健康状態もそうです。ましてや心の状態なんか。
で、人間関係の過去、現在、未来。過去は当然、生まれる前から、お母さんのお腹にいる時からあります。生まれたらお父さんと。
環境そのものが人間関係の元になるわけ。生まれた瞬間、おぎゃーって泣いてる上で、お父さんとお母さんが大げんかしてる。戦争をしている。
「生まれて来ても、もうこの世は幸せになれないんだ」不安、恐怖、そこから人間関係は始まってる。
お父さんとお母さんは男と女です。男と女の人間関係が「あまり幸せになれないんだ」
男だったら「女は敵なんだ」女だったら「男は敵なんだ」って思う人もいます。それはまずいよね。
でも、そんな人いっぱいいるんですよ。
私はもう何十万人、見てきました。
そして自分が学校に行って、今度、学校の友達との人間関係。いじめられてる人もいる。いじめてる人もいる。
みんなと仲良くなれる人もいる。社会に出てもそのパターンは繰り返します。繰り返してるでしょ。
子どもの頃に起きてる事は社会に出ても起きる可能性がある。
で、結婚しても自分の中にある男と女像、お父さんとお母さん像が、それが基盤になって、自分も形は違えども同じような事を繰り返して行く。
ハッと気がついたら、お父さんとお母さんと自分。自分も同じような事をやっていた。
みなさんも心の中で、例えばお父さんとお母さんが離婚した、という人も、
あなたの中でお父さんとお母さんをラブラブにする事が出来るんですよ。
だって、別れたって、お父さんとお母さんがいなきゃ、あなたは居なかった。「別れた」もないんです。
だって、世界でたった一人のお父さん。世界でたった一人のお母さん。これは変わらないんです。変えようがないでしょ。
過去は変えれるって言ったけど、過去を、別に親を変えることじゃない。
お父さんとお母さんを仲良くさせる事は出来る。
お父さんとお母さんが愛し合った結果、自分がいるだ、と。
これは絶対どうにもならないわけです。間違いなく。
離婚しようが、その瞬間は間違いなく愛しあってた。ま、そういう事で、大事な事です。
あなたと人間関係の原点。あなたとあなたのお父さん、あなたのお母さんとの関係を修復する。
あなたが今、存在してる事は間違いないでしょ。親が殺人鬼でも、子どもだけは親を恨む権利はない。
だって自分が生きてるんだから。