因縁図を書くのに抵抗がある場合は?
Q.因縁図を書いてもらおうとしたとき、父親と確執がある方は、父方の家系図を書くのを嫌がっていました。
A.じゃ、いいことを書いてもらったら。どちらでもいいわけ。本当は。
因縁というと悪いというイメージがある。そうじゃない。
あくまでも、因縁というのは原因の因、今現在ある原因があるわけです。
三層構造のプラスをいいとして、マイナスを悪いとして、そういう両面からの。
だから、どっちから入っていってもいいわけ。
だから、恨み、つらみから入っていってもいいし、感謝から入っていってもいいし。
書くのを嫌がる人は親にお世話になったことあるでしょうって、いろいろ助けてもらったことあるでしょうって。
お小遣いもらったこともあるでしょうって。そういうのどんどん書かせる。
それを書いているうちに、だんだん、だんだん嫌な思いも出てくる。
そこは、遠慮しないで出してくださいって。そちらのほうをサブにしていく。
メインのほうを感謝にしていく。メインを恨み、つらみから入っていってもいいし、
それはある程度上級っていうか、ちょっと高度なんです。
本当は、感謝から入っていったほうが、初級っていうか、誰にも問題ないんです。
そのまま帰って行っても、今日お父さんお母さんに対する感謝を書かされたよって。
親も悪い気しないじゃない。
例えばね、悪いこと、恨み、つらみばっかり書いていって、途中で帰ったら、そのまま親に出しちゃったら、ね。
そうでしょ。何てとこ行ってるんだということになるでしょ。
基本的に、最初は感謝から入っていったほうがいいかもしれない。