涅槃の世界はどこにある?
Q.「解脱」と「涅槃」(煩悩・苦しみ・輪廻から脱すること)という言葉は、輪廻の苦しみから逃れた状態を示すそうです。
佐藤康行の言う「真我寂光の世界」と同じですか?
A.そうね。解脱したら、涅槃の状態になるということ。
どういう風なことを涅槃の状態として捉えるのか。
その苦しみのない喜びの世界だけを涅槃と言っている。
私が言っている真我寂光の世界は、苦しみと思われるものは、全部自分の意識で喜びに変えることが出来る。
見た瞬間に喜びに変える。見た瞬間に変わったでしょ。
この現世に振り回されないで出来るということです。
ある涅槃の世界だけに、ある特定の涅槃の世界だけにしかあるんじゃなくて。
皆どうしたらいいか、やることがわからないから、どこかにこもったり、そこを涅槃の世界にしようと。
例えばチームみたいなのをつくって、そういう原始的なやり方をしちゃうわけ。
でも、涅槃の世界は真我なんですよ。
解脱っていったら、真我に目覚めることなんですよ。それが解脱なんですよ。
そして、そこにあるんだっていうのが、まさに涅槃の世界なんですよ。
Q.特定の社会だけでやることを、飛び越えるわけですね。
A.そう。三次元とごじゃごじゃになってる。
Q.仏教では、肉体があるうちは、涅槃は完成しないと言われているようです。
A.根本的に私が伝えていることとは違うんだね。
肉体があろうが、なかろうが関係ないっていうのが私の立場です。